国会報告 その207(2004.10.30発行)

水島広子の活動の様子をお伝えするために、毎週1回、発行しております



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国会報告



■市長選候補予定者決定!




 このたび、全国で初めて、地方の首長選挙で候補者公募を行い、こちらも全国で初めて予備選挙方式によって候補者を選定しました。

 一週間という短い公募期間でしたが、五名(男性三名、女性二名)が応募してくださいました。書類審査、面接審査を経て、三名の方たちが最終の公開コンテストに残り、堂々たる演説を披露されました。宇都宮市在住の党員・サポーターの有効投票総数141票中、119票を得て、鈴木さだひろさんが圧勝しました。

 民主党の前政調会長・枝野幸男衆議院議員とは宇都宮高校の同級生。枝野議員の励ましも受けて公募に応募したという鈴木さんは、「宇都宮に生まれ育ち、誰よりも宇都宮を愛している。市民との対話を最優先に、宇都宮市を再生させていきたい」と力強く決意を表明しました。

 公募についてはいろいろな方からご心配をいただいてまいりましたが、最終的には、鈴木さだひろさんという、今まで民主党とは何のご縁もなかった方に立候補していただくことになりました。まさに、公募でなければ得られない人材でした。ご本人の意欲、選考過程の透明性、どちらも公募候補ならではです。

 また、残念ながら候補予定者となられなかった他の4名の皆さんも、多くの市民に勇気を与え、私たちに市政についての大変貴重なご意見をくださったことに心から感謝申し上げます。




■鈴木さだひろプロフィール




●1964年 7月13日 宇都宮市生まれ。市立西小学校、一条中学校卒業。
●1983年 県立宇都宮高校卒業。
●1987年 上智大学経済学部卒業(経済政策専攻)。
        在学中は内野達郎経済学部長(元経企庁審議官)に師事。
●同  年  椛ォ利銀行に入行。事業継承のため1992年に退職。
●1992年 竃定・常務取締役に就任。現在に至る。
 趣味・特技:クラシック音楽鑑賞、実用英語検定1級。
 スポーツ:中学・高校時代は弓道。大学時代は体育会でフェンシング。




■鈴木さだひろ総合選対委員長に




 10月28日の県連幹事会で、鈴木さだひろ総合選対委員長に内定いたしました。選対委員長になるのは、3年前の県議補選(山田みやこさん)以来、2度目の経験となります。
 今回は、11月11日に知事選が告示となり、知事選期間中はその他の政治活動が大幅に制限されます。短期決戦である上に、取り組みが難しい選挙となりますので、ご指導・ご協力を心よりお願い申し上げます。




■宇都宮再生マニフェスト鈴木さだひろ、7つの約束




 鈴木さだひろさんの公約は、11月1日に発表予定で準備を進めています。
   やはり市長選ですから、市政のマニフェストという形でまとめたいと思っています。

その柱は、
  まずは、中心市街地再生プランに着手します
  市民との対話を大切にするしくみをつくります
  市民の力が発揮できるサポートをします
  すべての子どもに目が行き届くしくみをつくります
  住み慣れた地域でとしを重ねられるよう、サポートします
  経営感覚で、質の高い市民サービスをつくります
  公募候補ならではの、しがらみのない市政をつくります 

 お問い合わせは11月1日以降に、水島広子事務所あるいは鈴木さだひろ後援会事務所にお願いいたします。
 ご連絡いただいた方には必ずお届けさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。




■新潟県中越地震災害に対して




 10月23日に発生した新潟県中越地震に関して、民主党はただちに対策本部を設置、精力的な取り組みを展開しています。23日の夜から現地調査に入り、25日には岡田代表も現地調査をし、官邸に対して政府の対応の申し入れもしました。  

 複数の議員が現地入りし、食料や燃料などのほか、子ども用の細かいものまで、決め細やかな救援物資を調達してきました。また、義援募金活動もすでに始めております。地元・宇都宮でも、30日・31日の街頭募金活動をはじめ、取り組みをさせていただいております。

 お預かりした募金は、現地の方々に有効に活かされるよう、しかるべき機関・組織を通して現金または必要物資に換えて届けます。
 ご協力いただけますようお願い申し上げます。




■イラク日本人人質事件




 民主党は、イラク日本人人質事件の犯人グループに対して、香田証生さんの解放を求める呼びかけをアラビア語で作りました。それは、28日夜、カタールの衛星放送「アルジャジーラ」で放送されました。 
 その内容は、以下の通りです。

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人質解放への呼びかけ

 日本人の香田証生さんがイラクで拘束されたニュースに、日本人は皆、大きな不安と悲しみを抱いています。私たち日本人は、長い間、イラクの友人でありましたし、私たちがイラクを訪れる度にイラクの皆さんは、とても歓迎してくれました。

 昨年3月のイラクに対する先制攻撃が始まったとき、日本人の多くがこの戦争に反対しました。そしてイラクの人道・復興支援のためであるとは言え、自衛隊がイラクに派遣されたことにたいして、日本人の約6割以上が反対しています。二大政党の一翼である私たち民主党も強く反対しています。
 特に香田さんは、政府にも自衛隊にも何ら関係のない民間人です。このような惨いやり方をしても、自衛隊の撤退にはつながりません。逆に私たちのように自衛隊を撤退させるべきと主張している人たちさえも、大事な同胞の命と引き換えに要求をする人たちの主張に耳を貸すわけにはいかないという気持ちになってしまいます。自衛隊の駐留期限が切れる12月以降の撤退に民主党は全力で取り組んでいます。また、無実の一般市民が殺され、戦争で苦しむイラクの一般市民の真の救済につながる支援策を私たちは提案しています。イラクと日本の人々が真に協力しあえるためにも、人質を即時解放してください。

民主党代表  岡田克也

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 なお、日本の全権特命大使がイラクの首相に会ったという報道がありますが、民主党の調査によると、これは電話でのお願いだったそうです。こんな外出すら困難な状況に現在のバグダッドがあるということは、私たちが知っておくべきことだと思いますし、平和というものが強制的なシナリオの押しつけでは得られないということをよく語っていると思います。
 一刻も早くイラクに平和と安心が訪れるよう、すべての人がきちんと過去を総括すべきではないでしょうか。







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